a + b + c
の計算結果と文字列型変数s
の中身をスペース区切りで出力します。
#include <bits/stdc++.h>
using namespace std;
int main() {
int a, b, c;
cin >> a >> b >> c;
string s;
cin >> s;
cout << (a + b + c) << " " << s << endl;
return 0;
}
std::cout << "文字列" <<
std::endl
でダブルクォーテーション内の文字列出力して最後に改行を行います。"Hello, world!"
と出力することができます。
#include <bits/stdc++.h>
using namespace std;
int main() {
cout << "Hello, world!" << endl;
return 0;
}
std::endl
は改行だと思ってもらってもいいですが、正確には改行してバッファをフラッシュします。"Hello, world!"
と出力されます。
#include <bits/stdc++.h>
using namespace std;
int main() {
cout << "Hello,";
cout << " world!" << endl;
return 0;
}
<<
でつなげることによって一文で複数出力することもできます。
そのため、以下のコードを実行すると同じく"Hello, world!"
と出力されます。
#include <bits/stdc++.h>
using namespace std;
int main() {
cout << "Hello," << " world!" << endl;
return 0;
}
std::cout << 変数名 << std::endl;
で変数の値を出力することができます。
そのため、以下のコードを実行すると10
と出力されます。
#include <bits/stdc++.h>
using namespace std;
int main() {
int a = 10;
cout << a << endl;
return 0;
}
std::cin >> 変数名
で入力を行います。a
に入力することができます。10
と入力すると、そのまま10
と出力されます。
#include <bits/stdc++.h>
using namespace std;
int main() {
int a;
cin >> a;
cout << a << endl;
return 0;
}
>>
でつなげることで複数の入力をを受け取ることができます。この場合10(改行)20(スペース)30
10(スペース)20(改行)30
10(スペース)20(スペース)30
10(改行)20(改行)30
10 20 30
と表示されます。
#include <bits/stdc++.h>
using namespace std;
int main() {
int a, b, c;
cin >> a;
cin >> b >> c;
cout << a << " " << b << " " << c << endl;
return 0;
}
#include <bits/stdc++.h>
using namespace std;
int main() {
string s;
cin >> s;
cout << s << endl;
return 0;
}
#include <bits/stdc++.h>
はC++の標準ライブラリを一括でインクルードすることができます。たとえば、cin
やcout
を使うなら#include
<iostream>
を、
string
を使うなら#include
<string>
を書けばよいのですが、これらを使うたびに書いていては時間がもったいないので、これを使用しています。using namespace std;
と冒頭に記述することで、std::
と書く手間を省くことができます。しかし、名前空間の衝突などの問題があるため、使用するときは注意しましょう。